こんにちは、イカスミです。
来年理系の新高校2年生となる皆さん、社会科目の選択で迷っていませんか？
友達や先生、先輩などから、
- 理系は地理を選んでおけ
- 歴史は暗記が多いからやめたほうがいい
などと言われたことがあるかと思います。
でも正直、問題を解いたこともないのに選択のことなんかわかりませんよね。
そこで、この記事では、現役理系大学生である僕の経験を基に、新理系高2の皆さんが、
社会科目選択を行うときの判断材料となるような情報を提供したいと思います。
この記事ではこんな悩みを解決できます
- 理系は地理を選ぶべきかどうか
- 自分には地理が向いているのかどうか
理系には地理がオススメ？
1. 安易に地理を選ぶのはNG!
上でも言ったように、理系は地理を選択するのが定石という考えがありますが、だからといって考えなしに地理を選択するのは、僕は反対です。
何故かというと、地理の問題で高得点を取るのはかなりセンスが求められるからです。
理系の皆さんは共通テストでしか地理を使う機会がないと思いますが、甘く見ると痛い目を見てしまいます。
僕が受験生だった頃は、ちょうど最後のセンター試験の年だったんですが、本番では72点しか取れましたでした。
普段の練習でも、滅多に80・90点台の点数は取れないのに、友達は簡単に高得点を叩き出していたので、確実にセンスの差が出てしまいます。
2. 地理のメリット・デメリット
メリット
- 暗記部分が少ない
- コツを覚えれば、少ない勉強時間でも高得点を狙える
やはり地理最大のメリットはこの２つです。
理系学生は数学・理科に多くの時間が必要なので、少ない勉強時間で済む地理は、やはり大正義です。
高3の1学期だけ基礎を復習して、その後は問題を解くだけで高得点が狙えます。
基礎的な部分を抑えればいいので、学校で購入する教科書・参考書・問題集で十分な点も魅力です。
デメリット
- 高得点を狙うにはセンスが必要
これは僕の話なんですが、基礎的な部分を頭に入れても、練習の点数は70点台が多かったです。
実際に解いてみるとわかると思いますが、意外と答えが合わないことがよくあります。
メリット・デメリットを紹介しましたが、高得点が取れる人には実質デメリットがないに等しいです。
なので、やはり理系学生が地理を選択するのはオススメだと思います。
地理が向いているかを知るには？
1. 過去問を解いてみる
自分に地理が向いているかどうかを知るためには、センター試験や共通テストの過去問を解いてみるのがオススメです。
試験問題は良問が多いので、力試しにもってこいです。
高2直前で60点近くの点数を取れるのであれば、地理のセンスは十分にあります。
もし点数が低くても、その後の勉強の仕方で劇的に上がる可能性があります。
今はネットなどで検索すれば、簡単に問題が手に入るので、ぜひチャレンジしてみてください。
2. 身近な人の意見を聞いてみる
僕の記事で判断できれば幸いですが、もしわからない場合は、友達や先輩、学校の先生に聞くのもオススメです。
特に、先輩や先生からは、同年代からは得られないような情報を知ることができるので、積極的に質問してみるといいと思います。
地理の勉強法
ひたすら基礎！
地理の問題を解くにあたって最も大事なのは、基礎力です。
まあぶっちゃけどの教科でも基礎力は大事なんですが、地理を解くうえでは特に重要です。
例えば、「ある作物の地域別の生産量のグラフを、次の4つの内から選べ」という問題があったとします。
基礎的な知識があれば、「ここは西岸海洋性気候だから・・・」「ここは降水量が多いから・・・」という風に、答えの推測が可能になります。
もう一つ、基礎力を身につける必要がある理由として、基礎力を身につけないと点数が安定しません。
例えば、90点台の高得点が交互に続いていると、「あれ、俺って地理できるんじゃね？」と考えるでしょう。
しかし、次に解いてみると、70点台しか取れなかったということもあります。
地理の恐ろしいところは、センター試験や共通テストなどのマーク式テストであれば、勘頼りでも高得点が取れてしまうことです。
しっかり勉強しなかったせいで、本番の点数が低かった・・・、なんてことにならないように、
確かな基礎力を身につけましょう。
具体的には、学校で購入する教材で、定期テスト + 補足 くらいの勉強で十分です。
まとめ
- 安易に地理を選択するのは危ない
- 地理はセンスが求められるが、勉強時間が少なく済むので、理系にはオススメ
- 過去問をといたり、人に聞いて、地理の適正を知る
- 地理はとことん基礎を勉強する
これで、理系には地理が向いているかどうかがわかったと思います。
この記事を読んで頂き、ありがとうございました。