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【Q. 数学ですぐ答えを見るのは大丈夫? → A. アリです!】その理由を現役理系大学生が解説します

こんにちはの方もこんばんはの方もようこそ、イカスミです。

中高生の皆さん、数学の勉強で、答えを見るのは大丈夫なのか悩んだ経験はありませんか?

この記事では、理系大学生の僕が、自分の経験を基に、数学の答えを見てもいいのか、解説していこうと思います。

この記事で解決できる悩み

  • 数学の勉強中にすぐ答えを見てもいいのか
  • おすすめの数学勉強法

数学はわからなかったら答えを見てもいい!

答えを見るのはメリットだらけ!

結論から言うと、わからなかった場合、答えを見るのはアリです。

むしろ、丸付け以外では答えを全く見ないという勉強法の方が、非効率になることもあります。

答えを見るメリットは、

  • 基礎的な解法を理解できる
  • 勉強の効率が良くなる

数学の勉強では、基本的な公式・解法の理解が非常に重要です。

答えを見ることで、基本的な部分の理解を深めることができます。

また、1つの問題にじっくりと取り組むのはいいことですが、時間をかけすぎると、かえって非効率になり、時間の無駄になってしまいます。

時間で区切って答えを見ることで、効率的に勉強できます。

学生の皆さんは何かと忙しいでしょうから、限られた時間での勉強は、とても助けになると思います。

答えを見るタイミングは?

答えを見るタイミングですが、上でも言ったように、まずは、1つの問題に15~20分取り組んでください。

その後で、分からなかったところを、答えを見ながら解き進めてください。

このとき注意して欲しいのは、制限時間の中でしっかりと問題に取り組むことです。

後で答えが見れるからといって、適当に取り組んでしまえば、効果が減ってしまいます。

おすすめ数学勉強法

20分勉強法

上で説明した勉強法について、詳しく説明したいと思います。

用意するものは、問題集、ストップウォッチ(できればスマホに搭載してあるもの)です。

何故スマホのストップウォッチを使うかというと、スマホを使わないという心理的圧力を自分にかけるためです。

他のストップウォッチを使うと、スマホは空いた状態になるので、スマホに手が伸びてしまう可能性もあります。

スマホをストップウォッチにすることで、その可能性を潰すというわけです。

もちろん、スマホなんか使わない!、という自信がある人は、普通のストップウォッチで十分です。

準備ができたら、勉強を始めて行きます。

ストップウォッチを20分に設定し、問題に取り組む。

② 20分以内に解けたなら、そのまま答え合わせ。解けなかった場合は、解答を見て、解法の流れを理解する。 (答えを写す必要はなし!)

③ 1~2日後に、同じ問題を解く。

④ ①~③の繰り返し

答えを写さなくてもいいのは、解法の流れをしっかり理解すれば十分だからです。

また、 ①~③ のサイクルを繰り返すことで、確実に脳に定着していきます。

Focus Gold を使って勉強

もう1つの勉強法として、 Focus Gold を使った勉強法を紹介します。

Focus Gold は、僕が高校の頃使っていた問題集で、レベルごとの例題・問題と、様々な大学の入試問題が巻末に収録されているのが特徴です。(画像ではI・AとII・Bの2つしかありませんが、数IIIももちろんあります)

この勉強法では、いきなり答えを見ます

さんざん答えをすぐには見るなと言っておいてと感じるかもしれませんが、個人的には、この勉強法は基本的な解法を身につけるのに、最も適していると思います。

実際に僕も高3のときに同じ勉強法を実践していました。

用意するものは、 Focus Gold とストップウォッチです。

今回は、スマホに内蔵のストップウォッチでなくても構いません。

① ストップウォッチを2分に設定する。

② 解きたい問題の答えを、①で設定した時間内で、流すように頭に入れる。

③ 1~2日後に、同じ問題について、答えを流し読みする。2回目以降は、ストップウォッチの設定時間を10~20秒ずつ短くしていく。

④ ①~③の繰り返し

⑤ 7サイクル以降は、実際にノートなどに問題を解いて、分からなかった箇所を答えをみて理解する。

この勉強法では、1つの問題につき、2分ほどしかかかりません。

つまり、1時間だけで 60÷2 = 30問も勉強できることになります。

学生にはとてもいい勉強法です。

まとめ

この記事では、

  • 数学の勉強では、答えを見ても大丈夫
  • ただし、しっかり問題を考えた後で答えを見る
  • 答えを見る勉強法では、ストップウォッチやFocus Gold を使う

などを解説しました。

自分に合った勉強法を見つけることができれば幸いです。

この記事を読んで頂き、ありがとうございました。

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