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【映画感想】イコライザー 序盤に魅力がたっぷり詰まっているアクション映画

こんにちはの方もこんばんはの方もようこそ、イカスミです。

引用元:SONY PICTURES
https://www.sonypictures.jp/he/1201213

上のポスターの「イコライザー」という映画を観たので、どんな映画か、感想はどうなのかなど、自由に書いていこうと思います。

あらすじ

ホームセンターに務め、誰に対しても真摯で皆から好かれている ロバート・マッコールは、 ある日の夜、偶然仲良くなった娼婦少女のアリーナと歩いている帰り道、娼婦店の元締めのマフィアに無理やり連れて行かれてしまう。

アリーナはマフィアから酷い暴行を受け、入院するほどの大怪我を負う。

アリーナの苦しみを知ったマッコールは、マフィアたちが縄張りとしている店へと単身乗り込み、マフィアを一人残らず殺した。

アリーナを救ったマッコールだったが、マフィアの上層部に目を付けられてしまう。そして、マッコールとマフィアの闘いが始まる・・・。


主な登場人物

  • ロバート・マッコール ( デンゼル・ワシントン )

主人公で、ホームセンターに務める中年の黒人男性です。人当たりが良く、職場の皆から好かれています。

一見穏やかですが、実は戦闘・暗殺スキルがすさまじく、スイッチが入ると敵を数十秒という一瞬の時間で倒していきます。

  • テディ・レンセン ( デンゼル・ワシントン )

本作の敵役で、マフィアのボスであるプーシキンの部下の解決屋です。

スラヴィ殺しの犯人を探しています。

残忍な性格で、手段を厭わずマッコールを追い込んでいきます。

見た目から、こいつはヤバいなと感じました(笑)。

  • アリーナ ( デンゼル・ワシントン )

娼婦の仕事をしている少女で、序盤のヒロイン的存在です。

歌手になりたいという夢を持っています。

泣いているシーンは、本当に追い詰められているんだなと、感情移入できました。

  • ラルフィ ( ジョニー・スコアーティス )

ホームセンターに勤務する、マッコールの同僚の男性です。

警備員試験に合格するため、マッコールの指導の元、日々鍛錬に励んでいます。

しかし、少し怠けてしまう癖があるのか、肥満気味の体型で、マッコールから禁止されているポテトチップスを食べてしまうシーンがあります。

それだけなら少し減点ですが、その後反省し、しっかりポテチを封印しています。

根は真面目なんでしょう。

また、終盤では、ちょっとした活躍の機会があります。

映画を観ると、彼もしっかり成長していると実感できます。

何気に、僕がマッコールの次に好きなキャラクターです( 紹介文の力の入りようからもわかるかもですが・・・笑)。

  • スラヴィ ( デヴィッド・ムニエ )

プーシキンの部下で、娼婦店の元締めのマフィアです。

客の嫌がらせに反抗したアリーナに暴力を振るい、大怪我を負わせます。

もう予想はつくと思いますが、怒れるマッコールにサクッと殺られます。

  • ウラジミール・プーシキン ( ウラジミール・クリッチ )

テディやスラヴィなどのマフィアを束ねるマフィアのボスです。

こいつに関しては、正直あんまり語ることがありません(笑)。


感想(ネタバレなし)

マッコールが本当にかっこいいですね。

世の中の悪から人々を守るために、あらゆる手段を使って人知れず戦う姿が最高にクールです。

これはネタバレになりそうなので少し伏せた情報になりますが、序盤の戦闘シーンで、マッコールが戦闘モードに豹変する所が特に好きなシーンです。

この映画の戦闘シーンの魅力は、この場面に詰まっていると思います。

あと、テディ役のマートン・ソーカス。イカれた解決屋のテディを見事に演じていました。


感想(ネタバレあり)

良かった点

  • 普段は穏やかで優しいマッコールが、戦闘モードに入るといきなり豹変する所
  • 酒場での戦闘シーン(ドアを開け閉めする所が特にかっこいい!)
  • 殺しの際の時計の演出
  • ラルフィがちゃんと警備員になって、終盤活躍する
  • テディのイカれっぷり

ネタバレなしの感想でも書きましたが、序盤の酒場での戦闘シーンは圧巻です。

ドアを開け閉めして時計で殺しきるまでの時間を確認し、戦闘モードに入った途端多人数の男を瞬殺・・・最高です。

テディも、イカれた悪役としてキャラが立っていました。

女性を褒めたと思ったらそのまま首を閉めて殺しにかかるシーンは怖かったです。

その様子が窓越しで画面の端っこに写っているのも、非情さを搔き立てます。

あと、ラルフィがしっかり警備員になって、終盤活躍するのも地味に好きですね。

序盤の特訓シーンのマッコールのセリフが効いています。

不満点

  • タンカーの爆破

序盤~中盤のアクションシーンは派手さはないがらも重厚な感じでとても満足だったのですが、マッコールが石油タンカーを爆破するシーンは、少し派手すぎたと思います。

流石にこれは無理だろ・・・ってなりました。


まとめ

終盤になるにつれて大きく盛り上がるということはないですが、全体的に見てかなり完成度の高いアクション映画です。

虐げられる人々のために闘い、悪を打ち倒す。

そんなアクション映画が観たいなら、イコライザーを鑑賞してみるのはどうでしょうか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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